マイジャグラーV vs アイムジャグラーEX|設定を見抜きやすいのはどっち?
データ取得期間: 2023-04-22 〜 2025-05-10 / 対象機種: マイジャグラーV
マイジャグラーVとアイムジャグラーEXは、どちらの店舗でも台数が多く稼働も盛んな2大機種です。 当サイトではこれまで両機種を別々に集計してきましたが、同じ分析手法(BIG/REGのポアソン 最尤推定)を使っているため、横に並べて比較することができます。総回転数 3000G 以上を対象に、「設定を見抜きやすいのはどっちの機種か」を検証しました。
分類方式そのものが違う
マイジャグラーVはBIG+REG併用のポアソン最尤(6段階すべてを分離)。BIG・REGとも設定が上がるにつれて滑らかに 変化するため、6段階すべてを分けて集計できます。一方アイムジャグラーEXはREG単独のポアソン最尤(設定5・6は統計的に区別不能のため統合、実質5段階)。BIGの理論値が設定間でほぼ同じ(設定2=3、4=5が理論値同一) なうえ、設定5と6はREGの理論値まで完全に一致(1/255.0)するため、5と6は原理的に統計で 区別できません。
設定が上がるとREGがどれだけ縮むか

設定1のREG確率を100としたときの相対値で見ると、設定1→4まではどちらの機種もほぼ同じ ペースで縮んでいきます。違いが出るのはその先です。アイムはそのまま「設定5・6」として まとめて着地しますが、マイジャグラーVは設定6でさらにもう一段大きく縮みます (設定1に対する比は、マイジャグラーVが2.311倍、アイムジャグラーEXが2.214倍)。ただしマイジャグラーVも設定4→5の間はほぼ横ばいで、 この区間はREGだけでは読み切れていません。
設定別の勝率を比べる

アイムジャグラーEXは設定が上がるにつれてなだらかに勝率が伸びる、素直な右肩上がりです。 マイジャグラーVは設定1〜3の間で一度ならし、設定4以降で急激に伸びるという、より メリハリの効いた形になりました。ただし設定2→3でわずかに勝率が下がる、設定4→5で 急に跳ねるといった部分は、1台単位のサンプルノイズや推定の選択効果による揺れも含んでおり、 「設定2より設定3の方が悪い」と断定できるほどの差ではありません。全体の傾向としては マイジャグラーVの方が勝率のレンジ(69.1pt)がアイムジャグラーEX(29.6pt) より大きく出ました。
| 指標 | マイジャグラーV | アイムジャグラーEX |
|---|---|---|
| 対象台数 | 855,769 | 618,749 |
| 分離できる設定数 | 6段階 | 実質5段階 |
| 勝率レンジ(低設定〜高設定) | 69.1pt | 29.6pt |
| 平均差枚レンジ | +2,576枚 | +985枚 |
| 実測出玉率レンジ | 13.1pt | 5.7pt |
| 全体の実測出玉率 | 100.8% | 102.0% |
レンジがマイジャグラーVの方が大きく出ているのは、アイムジャグラーEXが「設定5・6」を まとめている影響も含んでいます。5と6を別々に見られるなら、アイムの本当のレンジは もう少し縮まる可能性があります。とはいえ、そもそも5と6を分けられないこと自体が アイムジャグラーEXという機種の設計上の制約であり、この比較が示す結論は変わりません。
判別しにくい=甘くない、ではない
誤解しやすい点として、「アイムは設定を見抜きにくいから甘くない機種」というわけではありません。 公称機械割で比べると、アイムジャグラーEXの設定6は105.5%、マイジャグラーVの設定6は109.4%と、 理論値の上ではマイジャグラーVの方が高設定の破壊力が大きい機種です。 「判別のしやすさ」と「甘さ」は別の軸なので、混同しないよう注意してください。
台選びの実務としては、どちらの機種でも判別ツールで使っているようにREGを軸に見るのが基本です。マイジャグラーVの設定4→5のように REGだけでは読み切れない場面では、BIGも補助的に確認すると判断材料が増えます。
結局どう立ち回る?
- マイジャグラーVは6段階、アイムジャグラーEXは実質5段階までしか統計的に見分けられない。機種ごとに『どこまで読めるか』が違う。
- 判別のしやすさと機械割の高さは別軸。アイムが甘くないという意味ではない。
- 台選びはどちらの機種でもREGを軸に。マイジャグラーVは4→5のようにREGだけでは読み切れない場面もあり、その場合はBIGも補助的に見る価値がある。
よくある質問(FAQ)
- Q. マイジャグラーVとアイムジャグラーEX、設定を見抜きやすいのはどっち?
- A. マイジャグラーVです。BIG・REGとも設定間で滑らかに変化するため6段階すべてを統計的に分離できますが、アイムジャグラーEXはBIGがほぼ設定と無関係なうえ、設定5・6はREGの理論値まで完全に同一で統計的に区別できません。
- Q. アイムジャグラーEXは判別しにくい=甘くない機種ということ?
- A. いいえ、別の話です。判別のしやすさは機種のスペック設計(設定間の理論値の離れ具合)の問題で、甘さ(機械割)とは関係ありません。実際アイムの公称機械割は設定6で105.5%、マイジャグラーVは109.4%とマイジャグラーVの方が高設定の破壊力は理論値上も大きいです。
- Q. マイジャグラーVの設定4と5はREG確率がほぼ同じなのに、なぜ勝率だけ大きく変わるのですか?
- A. REG確率だけを見るとほぼ差がありませんが(設定4:1/285.51、設定5:1/286.7)、BIGの理論値には設定4と5で実際の差があるため、BIGとREGを両方使う推定ではBIGが分類の決め手になっています。ただし勝率0.99という高さは1台単位の選択効果・サンプルノイズの影響も大きく、額面通り「設定5は勝率99%」と読むのは危険です。
※ 両機種とも設定はBIG/REGの公表理論値によるポアソン最尤推定(ぶどう不使用・循環回避)。マイジャグラーVはBIG・REGとも設定間で滑らかに変化するため6段階すべてを分離できるが、アイムジャグラーEXはBIGの設定差がほぼ無く、さらに設定5・6はREG理論値も完全同一のため統計的に見分けられない。この差は機種のスペック設計に起因するもので、集計手法の優劣ではない。実測出玉率は推定の選択効果によりやや上振れしやすい。
※ 本記事の数値は 2023-04-22 〜 2025-05-10 の実機データを集計した統計値です。店舗を特定する情報は含みません。将来の結果を 保証するものではありません。